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避難勧告解除 飯山・桑名川地区の住民「自宅で年を越せる」

避難勧告が解除された桑名川地区。井出川(手前)沿いには土のうやコンクリートブロックが並んでいる=20日午後1時58分、飯山市照岡避難勧告が解除された桑名川地区。井出川(手前)沿いには土のうやコンクリートブロックが並んでいる=20日午後1時58分、飯山市照岡 避難勧告が解除された自宅に農業資材を運び込む渡辺さん=20日午後2時11分、飯山市照岡の桑名川地区避難勧告が解除された自宅に農業資材を運び込む渡辺さん=20日午後2時11分、飯山市照岡の桑名川地区
 飯山市照岡の井出川流域で5月に発生した大規模な山腹崩落から半年がたった20日、避難勧告が解除された桑名川地区の4世帯14人。住民は安堵(あんど)の表情を浮かべ、「自宅で年を越せる」と喜んだ。市岡山地区活性化センターによると、住民たちは今夜は避難先の市営住宅とトレーラーハウスで過ごし、順次、引っ越し作業に入るという。

 市は20日夜、同センターで避難住民を対象にした説明会を開いた。市側は、下流域の河川状況を監視するといった監視態勢を説明。春の融雪期に状況の変化があれば避難勧告を検討することもあり得るとし、避難先は引き続き確保するとした。

 市営住宅で家族4人で避難生活を続けてきた渡辺家佐雄さん(48)は、「1年以上帰れないと思っていた。避難前の日常に戻れると思うとうれしい」。今後、冷蔵庫や洗濯機、衣類といった生活用品を自宅へ運ぶといい、「年越しは自宅で迎えられそうだ」と安心した。

 自宅は土砂流入を防ぐためのコンクリートブロックと土のうに囲まれている。景観は変わったが、「万が一のことがある。無いより安心」と渡辺さん。来春の融雪期に向けては不安もあるが、「県の対策が進めばより安心できる」と話した。

(11月21日)

長野県のニュース(11月21日)