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県内で10年ぶり日中友好の中学生卓球大会 来年8月開催へ準備

 県日中友好協会などが10年ぶりとなる来年の開催を目指している「県日中友好都市中学生卓球交流大会」について、同協会などでつくる準備会は21日、長野市内で会合を開いた。来年8月16〜21日に中国の中学生14人を招く方向で、同4月に発足予定の実行委員会で準備を進めることを確認した。

 同協会によると、交流大会は1990年代に始まり、2008年まで5年に1度開いてきたが、前回の13年は中国側の要請で開催1カ月前に翌年に延期された後、中止になった。沖縄県・尖閣諸島の国有化問題などの影響で、さまざまな交流事業が一時途絶えた時期に当たる。

 交流大会の前年には毎回、日本全国の中学生らが中国に招かれる「日中友好都市中学生卓球交歓大会」が開かれてきたが、今年は前回12年に続いて予定通り中国で開催。県内からも8月、12人が北京に渡った。

 こうした流れから交流大会の再開を期待し、県内で中国との交流に取り組む団体や自治体の担当者らが準備。来年の大会は、日中平和友好条約締結40周年や、長野県と中国・河北省の友好提携35周年を記念し、同省と、石家荘市や廊坊市など中国の5都市から選手を招く構想を抱いている。長野市と石家荘市など友好都市同士でチームを組み、長野市で男女のシングルスとダブルスの試合を行う計画。松本、須坂、上田、飯山の各市でも交流する予定だ。

 県日中友好協会の西堀正司理事長(76)=須坂市=は、この日の会合で「長野県と河北省のスポーツ交流の発展において重要な位置に卓球があると理解している」とあいさつ。会合後の取材に「8月の交歓大会では日中の良好な関係を感じた。来年はさらに良い関係を期待したい」と話した。

(11月22日)

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