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アワの料理や菓子 辰野で23日から「アワウイーク」

アワを使った菓子を紹介する味香月堂の小沢さんアワを使った菓子を紹介する味香月堂の小沢さん
 五穀豊穣(ほうじょう)を祈って23日に行う皇室の神事「新嘗祭(にいなめさい)」に、上伊那郡辰野町産のアワが初めて献上されるのに合わせ、町内の飲食店など10店舗が同日から、アワを使った料理や菓子を提供する「粟WEEK(アワウイーク)」を展開する。農業の生産から流通まで手掛ける「6次産業化」を進めようと町の協議会が企画し、30日まで行う。

 町や町内事業所などでつくる協議会は、栄養価が高く、注目されている雑穀を広くPRしようと「雑穀の里プロジェクト専門部会」を設置。今回は町内の農家4軒が栽培したアワが献上される。

 参加店舗の菓子司味香月(みかづき)堂は、黒蜜のソースをかけたプリン(税込み120円)など3品を販売。ソースとプリンの中に炊いたアワを入れており、店主の小沢良教(よしのり)さん(45)は「もちもちのアワをそのまま食べる感覚」。妻の綾さん(43)と試行錯誤して完成させたという。

 テンホウ辰野店は、アワを加えた五穀炊き込みご飯(同280円)など4品を考案。遊び心を大事にしたという店長の垣内博志さん(49)は「お客さまに楽しく食べてほしい」と、アワを生かした町おこしにも期待する。

 ほかに、「農民家(か)ふぇあずかぼ」「心此処(ここ)」「こめはなや」「珈琲哲学つどい辰野店」「おひさま食堂」「トラットリア・ベガ」「エルホーレン」「古民家民宿おおたき」が参加する。

 23日午前10時から、JR辰野駅近くのほたるの里世代間交流センターでオープニングイベントを開く。問い合わせは町地域おこし協力隊員の山浦泰さん(電話080・6540・0821)へ。

(11月22日)

長野県のニュース(11月22日)