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県北部震度6弱から3年 白馬で防災シンポ

シンポジウムで被災体験を語った津滝さんと柏原さんシンポジウムで被災体験を語った津滝さんと柏原さん
 県北部で2014年11月に最大震度6弱を観測した地震から3年となった22日、大きな被害が出た北安曇郡白馬村で震災体験から防災の教訓を学ぶシンポジウムが開かれた。自宅が被害を受け、避難生活を送った被災者らが被災当時を振り返り、地震の恐ろしさと防災対策の大切さを改めて確認した。

 同村と県北アルプス地域振興局(大町市)が主催し、約200人が参加。被害が集中した同村堀之内地区の柏原明美さん(85)や津滝君和さん(76)ら村民4人がパネリストとして登壇した。

 地震では多くの家屋が被害を受けたが、住民同士の助け合いが奏功し、死者はゼロだった。自宅の下敷きになっていたところを近所の人に救助された津滝さんは、「地域全体が家族みたいなお付き合いで、家族構成も知っている」とし、地域のつながりが早急な救助に役立ったと強調した。柏原さんは「堀之内では300年前にも地震があったが、今起きるとは全然考えていなかった」とし、日頃の防災意識の大切さを訴えていた。

(11月23日)

長野県のニュース(11月23日)