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夜間・休日議会 日程固まる 喬木村会 一般質問は土曜日

12月定例会の日程などについて協議した喬木村村議会の議会運営委員会=24日、村役場12月定例会の日程などについて協議した喬木村村議会の議会運営委員会=24日、村役場
 議員の担い手確保を目的とした夜間・休日議会を12月定例会から実施する下伊那郡喬木村議会は、24日の議会運営委員会で定例会の日程を固めた。会期は12月4〜19日とし、常任委員会は夜間、一般質問は休日(土曜日)とする。議会日程の多くを夜間や休日に設定するのは全国的にも異例。総務省行政課によると、地方議会が傍聴者数の増加を狙いに議会日程の一部を夜間や休日にすることはあるが、喬木村議会のような取り組みは把握していないという。

 議運委には、議長を含む議員5人と村長や総務課長らが出席し、日程などを協議した。議案の詳細を審議する予算決算と社会文教、総務産建の各委員会はいずれも平日午後7〜9時に開催。一般質問は16日土曜日の午前9時に始め、その後に2回目の予算決算委を開く。夜間の常任委は午後9時以降は延長せず、審議不足の場合は16日に持ち越す。開会日と閉会日はこれまで通り平日の日中に行う。

 夜間・休日議会は、会社員や女性などの幅広い人材が村議になれる環境づくりが狙いだ。一方、審議時間などが限られるため、議会の行政チェック機能を低下させないことが課題で、村議会は効率的な議事運営を模索。今回、審議に臨む前の準備をしやすくするために、議案を電子データ化して各村議に配布した。1人の村議が村の担当課へ事前にした質問やその回答を全村議が共有できる仕組みづくりなども進めている。

 月1回程度の議員全員協議会は既に8月から夜間に実施。下岡幸文議長は「時間が限られているという意識があると、これまでなら先送りしていた案件も決められるようになった面がある」とする。

 村議会は当面の1年間、夜間・休日議会を継続する方針。下岡議長は議運委を終え「初の試みでやってみないと分からないことだらけ。まずは経験を積み、一番いい方法を村とも協議していきたい」と話した。

(11月25日)

長野県のニュース(11月25日)