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パラアイスホッケー日本代表の上原さん、上田・神科小で講演

体育館に集まった児童たちに自身の経験について話す上原さん体育館に集まった児童たちに自身の経験について話す上原さん
 パラアイスホッケー日本代表として来年3月の韓国・平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックに出場する上原大祐さん(35)=北佐久郡軽井沢町出身=が27日、上田市の神科小学校(全校児童748人)に招かれ講演した。低学年、高学年の2回に分けて体育館で実施。2010年バンクーバー大会で銀メダルを獲得した経験などを話し、児童たちに「諦めないことの大切さ」を伝えた。

 上原さんは高学年への講演で、小柄な体格から海外の選手に付けられた愛称の「ミニ」が由来となり、背番号を「32」にしたというエピソードなどを披露。バンクーバー大会での経験として、準決勝でそれまで一度も勝てなかった強豪カナダに勝利したことを挙げ、「諦めなければ必ず勝てる時が来る」と強調した。

 6年生の宮原愛果(まなか)さん(12)は「『できない』と決め付けないことの大切さを教えてもらった。パラリンピックでは金メダルを目指して頑張ってほしい」と話していた。

 同小は11月を人権について考える「なかよし月間」と位置付け、毎年「なかよし講演会」と名付けた講演会を開いている。上原さんは講演に先立ち、児童と「なかよし」になるために自身を「大ちゃん」と呼ぶよう話し掛け、児童たちは親しみを込めて「大ちゃん」と呼んだ。

 児童たちは今後、上原さんへの応援メッセージを国旗に書いて届ける予定だ。

(11月28日)

長野県のニュース(11月28日)