長野県のニュース

松本市美術館、ナイトミュージアム開催へ 来年3月にかけ3回

ナイトミュージアムの会場となる松本市美術館ナイトミュージアムの会場となる松本市美術館
 松本市美術館で12月から来年3月、夜間に開館する3回の「松本ナイトミュージアム」が開かれる。通常は午後5時までの開館時間を同9時ごろまで延長。同市出身の前衛芸術家草間弥生さんらの作品が並ぶ常設展でのギャラリートークや、ワークショップ(体験型講習会)などを計画している。今回は試験的な実施で、冬場の閑散期の誘客やインバウンド(海外誘客)の可能性を探る。

 市や市教育委員会などでつくる実行委員会が主催。2020年東京五輪・パラリンピックを見据えて地方の文化施設の誘客効果を検証する文化庁の事業の一環で、森ビル(東京)が企画を受託した。同社によると、松本は民芸などで知られる文化施設が点在し、都心や海外からも観光客が多いことから実施場所に選んだという。

 ナイトミュージアムの初回は12月22日午後5時〜9時。常設展の展示作品を紹介するギャラリートークを行う。2回目は来年2月14日の同じ時間に開き、バレンタインデーにちなんだ催しを計画している。両日は、松本市の日本浮世絵博物館でも同時開催し、両館や市街地を巡る周遊バスも運行し、周辺店舗で使える割引券を配る。

 3回目は3月上旬に市美術館のみで開き、同館で3月3日〜7月22日に開催予定の草間弥生さんの特別展に合わせた催しを検討している。時間は未定。

 市美術館の清沢秀幸副館長は「冬場は客足が遠のく時期だが、地域で連携して人を呼び込みたい」と話している。

(11月28日)

長野県のニュース(11月28日)