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築138年の住み心地は 村が改修の古民家に入居者 木祖村

古民家を改修した村営住宅で暮らし始めた丸山さん一家古民家を改修した村営住宅で暮らし始めた丸山さん一家
 長野県木曽郡木祖村が吉田地区にある築138年の古民家を購入し、改修した村営住宅に、松本市出身で神戸市に住んでいた丸山悠介さん(34)一家が入居した。妻の雅さん(33)、2歳10カ月の長男との3人暮らしで、人付き合いのある場所での子育てを望んでいたという。丸山さんは「本当にいい場所が見つかった」と話している。

 建物は平屋で、20畳の居間と10畳の和室2部屋のほか、四つの部屋や物置がある。家賃は4万円。地域活動への積極的な参加などを求めた募集に対し、9月末までに県内4世帯、県外2世帯から応募があった。面接などを経て丸山さん一家の入居が決まり、今月半ばから住み始めた。

 英会話スクールで仕事をしていた丸山さん。就学前の子どもが通い、夜に列車で帰宅していく姿を見ていて、「都会でない場所で子育てをしたい」と思うようになった。塩尻市にある漆器販売の会社に転職を決め、家探しをする中で見つけた。

 吉田地区には子どもが数人しかおらず、住民からは「困ったことがあったら声を掛けて」と言ってもらった。野菜を譲り受けることもあるという。丸山さんは「近所の付き合いはありがたい」と話す。

 村は、古くからある建物を村ならではの財産として位置付け、山里の魅力を発信しようと考えて古民家を貸すことにした。

(11月28日)

長野県のニュース(11月28日)