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県裾花ダムの土砂除去着手 しゅんせつ船投入

ダム湖にたまった土砂を重機で取り除く作業を始めた「しゅんせつ船」=28日、長野市の裾花ダムダム湖にたまった土砂を重機で取り除く作業を始めた「しゅんせつ船」=28日、長野市の裾花ダム
 県は28日、県管理の裾花ダム(長野市)のダム湖にたまった土砂の一部を「しゅんせつ船」で取り除く作業を始めた。県内では諏訪湖の泥を除去する際などにしゅんせつ船が使われたことがあるが、県河川課は「県管理ダムでは初めてではないか」としている。5日ほどかけて700〜800立方メートルの土砂をさらう計画だ。

 しゅんせつ船は浮きを付けた鉄板にクレーン車を載せており、長さ21メートル、幅18メートルほど。クレーンは1回で0・8立方メートル程度の土砂をすくえる。この日は水面から約30メートル下の土砂をさらい、土を運搬する船に移していった。土砂は上流の河畔で仮置きし、乾燥させた後に処分する。

 同ダムは8月の大雨で、放流量を調節する2基のゲート(幅5・4メートル、高さ4・5メートル)のうち、右岸側の1基に流木が挟まって開閉できなくなっている。今回の作業でまずはゲートの高さまでたまった土砂を取り除き、流木を撤去する計画だ。

(11月29日)

長野県のニュース(11月29日)