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本に親しむニャン ネコ館長カレンダー 椋鳩十記念図書館

椋鳩十記念図書館が発行したカレンダーと、写真のモデルを務めた「ネコ館長」のムクニャン椋鳩十記念図書館が発行したカレンダーと、写真のモデルを務めた「ネコ館長」のムクニャン
 下伊那郡喬木村の椋鳩十記念図書館が、同館の「ネコ館長」を務めている雄猫「ムクニャン」のカレンダーを初めて作った。村が独自に設定している「読書旬間」に合わせた特別企画で、同館で本を借りるなどして、20日までにスタンプを10個集めると、カレンダーをもらえる。

 幅広い世代に愛されるムクニャンのカレンダーをプレゼントすることで、本に親しんでもらおうと企画した。A4判1枚で、ムクニャンの写真が異なる3種類。写真は同館の職員が撮影した。スタンプは、本を借りるほか、童話や絵本にまつわるクイズに答えたり、面白かった本を職員に伝えたりすることでもらえる。10個集めると、好きなカレンダーを1枚もらえる。

 ムクニャンが同館に迷い込んでからもうすぐ2年。村出身の児童文学者椋鳩十さん(1905〜87年)が生まれた1月22日に保護された不思議な縁のこの猫は、いまや姿を現すと人の輪ができる人気者だ。人懐っこい性格で、来客があると時には「にゃあ」とお出迎え。ネコ館長の務めを「立派に」果たしている。

 今年初めには交通事故に遭って入院し、周囲を心配させたが、既に完治した。一方、同館職員の塩沢真由美さんが心配するのはムクニャンが肥満気味なこと。体重は5キロを超え、堂々たる体格は初めてムクニャンを間近で見る幼児が後ずさりするほどという。塩沢さんは「遊ばせて運動させないと駄目だなあ」と話しつつ、ふっくらとしたムクニャンに目尻を下げた。

 月曜休館。蔵書整理のため5日も休む。

(12月1日)

長野県のニュース(12月1日)