長野県のニュース

入学者選抜669人挑戦 県内公立中高一貫の3中学

適性検査の開始を待つ受験生=2日午前9時29分、諏訪市の諏訪清陵高校 適性検査の開始を待つ受験生=2日午前9時29分、諏訪市の諏訪清陵高校 
 県立中高一貫校の屋代高校付属中学校(千曲市)と諏訪清陵高校付属中学校(諏訪市)の入学者選抜が2日午前、両校で始まった。長野市立長野高校(長野市)に併設して今春開校した市立長野中学校でも同日、入学者選抜を実施。3校で計669人が、適性検査や面接などに臨んだ。

 県立中は定員各80人(男女各40人)に対し、募集7年目の屋代は325人が受験して倍率は4・06倍(昨年度4・29倍)、募集5年目の諏訪清陵は204人が受けて2・55倍(同3・28倍)で、ともに過去最低となった。原則、長野市居住者を対象とする市立長野中は定員70人(男女各35人)に対して140人が受験し、2・00倍(同2・74倍)だった。

 諏訪清陵の入学者選抜会場では午前8時ごろから、気温0・4度の冷え込みの中をマスク姿の受験生や保護者らが次々と到着した。上伊那郡箕輪町の女子児童(12)は、自立した環境で勉強できる校風に憧れて、今年夏に志望校に決めたという。「計算問題が苦手で不安もあるけれど、悔いの残らないように頑張る」と意気込んだ。

 屋代を受けた長野市の男子児童(12)は医師になるのが夢で、「得意な理科や数学の学力をもっと伸ばすために、絶対に合格したい」。市立長野中の入学者選抜に臨んだ同市内の女子児童(11)は、8月から学習塾に通って苦手な理系の勉強に力を入れてきたといい、「よく眠れたし、あまり緊張していない。体調はいいので合格するよう頑張る」と話していた。

 県立中2校の入学者選抜は同じ日程と設問。午前中に筆記の適性検査1(主に社会や人に関わる問題)と適性検査2(主に自然や数理に関わる問題)を50分ずつ行い、午後に6〜8人の集団面接をする。市立長野中は適性検査と作文を50分ずつ行い、午後に6〜8人の集団面接がある。欠席者は屋代は2人、諏訪清陵は3人、市立長野中は4人。

 適性検査の結果と面接の評価、児童の成績などを記した小学校の報告書の内容を基に合格者を決める。合格発表はいずれも11日。

(12月2日)

長野県のニュース(12月2日)