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ムスリムの観光客、どうおもてなし? 松本でエジプト出身男性に学ぶ

イスラム教の戒律を紹介し、ムスリムの観光客に対する注意点を話すナジムさん(右奥)イスラム教の戒律を紹介し、ムスリムの観光客に対する注意点を話すナジムさん(右奥)
 イスラム教徒(ムスリム)の観光客を迎える上での心構えを学ぶセミナーが2日、松本市内であった。信州大医学部の研究員でエジプト出身のアルフサイン・ナジムさん(34)=松本市=らが、1日5回の礼拝や豚肉を食べないといった戒律を踏まえ、注意点を説明。県内の観光関係者ら14人が聞いた。

 ナジムさんは「イスラム教は飲酒を禁じており、料理酒を含む調味料は使えない」と紹介。2014年に来日後、国内を旅行した際は「食べ物の材料が分からず困った」と話した。一方、通訳ガイドの岸田立子さん(松本市)は「食事を出す際、ムスリム専用の皿やフォークを使うと、豚肉を扱っていないことが分かり、安心してもらえる」と助言した。

 外国出身者支援に取り組むNPO法人中信多文化共生ネットワーク(松本市)が、海外からの観光客を迎えるためのおもてなしセミナーとして昨年度に続いて企画した。

(12月3日)

長野県のニュース(12月3日)