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小平選手、500と1000で五輪確実 後輩らエール

小平選手が1000メートルでの平昌五輪出場を確実にしたことを伝える信濃毎日新聞の朝刊を囲んで喜ぶ豊平小スケートクラブの子どもたち=4日午前10時半、茅野市小平選手が1000メートルでの平昌五輪出場を確実にしたことを伝える信濃毎日新聞の朝刊を囲んで喜ぶ豊平小スケートクラブの子どもたち=4日午前10時半、茅野市
 スピードスケートの小平奈緒選手が女子1000メートルに続き、500メートルでも平昌五輪代表に実質的に決まった4日、母校の茅野市豊平小学校や北部中学校の後輩をはじめ県内の関係者から喜びの声が上がった。2010年バンクーバー大会、14年ソチ大会に続く3度目の五輪出場に向け、日本勢としては1998年長野大会で清水宏保選手が男子500メートルで獲得して以来となる金メダルへの期待も高まった。

 豊平小ではスケートクラブの児童たちが、1000メートルでの五輪出場確実を伝える4日付信濃毎日新聞朝刊の記事を読んで盛り上がった。1年の渡辺希実(のぞみ)さん(7)は「私も奈緒ちゃんくらい速くなりたい」。クラブ長で5年の外ノ池信翔(まさと)君(11)は「やっぱりすごい」と驚いていた。

 北部中は早速、校内の掲示板に新聞記事を張り出した。小学2年の頃にスケートを始めた1年の小平美優瑠(みゆる)さん(13)は「憧れの選手なので自分のことのようにうれしい。私も頑張らないと」。同じく母校の伊那西高校(伊那市)では、木下美智教頭が「生徒みんなで応援しているので、五輪でも頑張ってほしい」と期待した。

 中高生時代の小平選手を指導した宮田スケートクラブ(上伊那郡宮田村)代表の新谷純夫さん(67)は「前日の1000メートルの転倒で心配したが、500メートルは見事な滑りだった」。最初の100メートルの切れが昨年より増し、カーブの動きもスムーズでフォームも進化したといい、「五輪では自分の求める理想の滑りをしてほしい」とエールを送った。

 茅野市スケート協会などは、年内に小平選手ら市関係の五輪選手の後援会を発足させる方針。市役所などに垂れ幕を飾ったり、五輪期間中にパブリックビューイングを催したりするほか、現地に応援団を送る構想もある。

 小平選手と家族ぐるみの付き合いがあるという同市の柳平千代一市長は「奈緒さんが描く理想の滑りを五輪の舞台で完成させてほしい」。県スケート連盟理事長の山岸文典さん(69)=茅野市=は「韓国の李相花選手が調子を上げているが、奈緒さんを信じて本番を見守りたい」と話した。

(12月4日)

長野県のニュース(12月4日)