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母袋・上田市長、不出馬を表明 「課題に一定の進展」

 上田市の母袋創一市長(65)=無所属、下塩尻=は4日の市議会一般質問で「上田市はこの際、一区切りつけ、新たな発想力の下さらなる進展を目指すことが良いのではないか」と述べ、任期満了に伴う来年3月18日告示、25日投開票の市長選に立候補しない意向を表明した。母袋氏は4市町村合併前の旧上田市で1期務め、新上田市では3期目。在任期間は通算では県内現職市長で最長。

 母袋氏は一般質問答弁で、連合長を務める上田地域広域連合の統合ごみ処理施設建設計画や合併後の基盤整備など、当面の課題に「一定の進展や見通しがつきつつある」と述べた。表明後の取材に、不出馬の意思は「固い」と明言した。

 母袋氏は慶応大卒。三井物産勤務を経て1991年の県議選に立候補し当選。2002年に県議を辞職して市長選に出馬、現職を破って初当選した。県市長会長や全国市長会副会長を歴任。06年の4市町村合併を主導したほか、今年4月に移行した長野大(上田市)の公立化を進めた。

 次期市長選を巡っては、新人で元共産党市議の金井忠一氏(67)=国分=が無所属での立候補を表明している。他にも立候補を探る動きがある。

(12月5日)

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