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千曲の新幹線新駅設置 専門家も厳しい見方

 千曲市が誘致活動をしている北陸新幹線(長野経由)の新駅構想に対し、JR東日本が「技術的に難しい」と回答したことについて、市が意見を聞いた複数の専門家からも「設置は難しい」との趣旨の回答があったことが4日、分かった。新駅誘致期成同盟会の会長を務める岡田昭雄市長が、5日開会する市議会定例会で報告し、今後の方向性を判断していく見通しだ。

 期成同盟会の4日の役員会で、事務局の市が報告した。市側は、岡田市長が11月の定例記者会見で新駅の実現について「極めて難しくなったのかなと思っている」と発言した一方、JRの回答について専門家らに意見を聞き、検証する考えを示していた。

 役員会は非公開で、33人が出席。複数の出席者によると、市側は専門家からの回答内容を報告。いずれも、JRの回答を踏まえ、新駅設置は厳しい―との趣旨だったという。同盟会幹部は終了後の取材に「2万人以上の市民から(新駅誘致推進の)署名をもらった責任がある」と述べ、活動の方向性について性急な結論は出していない、とした。

 市は今年3月、JR東日本長野支社(長野市)に新駅設置の要望書を提出。10月にJR側から「設置は難しい」との回答を受け、市議会特別委員会に報告していた。

(12月5日)

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