長野県のニュース

立科町、ウガンダ相手にホストタウン構想

立科町の印象などを語るキプロティク選手(右から2人目)立科町の印象などを語るキプロティク選手(右から2人目)
 2012年ロンドン五輪の男子マラソンで金メダルを獲得したウガンダのスティーブン・キプロティク選手(28)が5日、北佐久郡立科町を訪れた。同町は2020年の東京五輪・パラリンピックで同国の陸上中長距離選手を受け入れ、選手と地域住民の交流などを促す「ホストタウン」の登録を目指すと同日の記者会見で表明。キプロティク選手は練習設備などを視察した。

 同町のホストタウン構想は既にウガンダの相手国に登録されている大阪府泉佐野市在住で、ウガンダと同市のコーディネーターを務める奥龍将さん(29)が提案した。奥さんは国学院大陸上部時代、寮がある同町で合宿を経験。ウガンダ側から中長距離選手向けに標高の高い地域を探してほしいとの要望があり、町側に受け入れを持ち掛けた。

 キプロティク選手は3日の福岡国際マラソンで2位に入賞。今回、唯一の視察地といい、標高約1500メートルの白樺高原一帯をバスで回った。女神湖多目的運動場では400メートルトラックの土の状態を確認し「申し分ない環境。帰国したら他の選手に良さを伝えたい」と話した。

 町役場で開いた記者会見で米村匡人町長は、同席した在日ウガンダ大使館3等書記官のムシングジ・ジェシーさんに書簡を提出。町長は「完璧なサポートができる環境が整っている。最大級のおもてなしを約束する」と述べた。町は、ウガンダ側の承諾を得て本年度中に日本政府にホストタウンの申請をする予定だ。

(12月6日)

長野県のニュース(12月6日)