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19年のG20関係閣僚会合 軽井沢町 誘致に名乗り

 北佐久郡軽井沢町の藤巻進町長は7日の町議会12月会議あいさつで、2019年に日本で初開催される20カ国・地域(G20)首脳会合に伴う関係閣僚会合の同町への誘致に名乗りを上げると明らかにした。6日付で県内77市町村に意向を照会した県産業戦略室によると、7日時点で軽井沢町以外に、誘致に名乗り出た県内市町村はない。

 藤巻町長はあいさつで、県の照会に対し「応募する」と述べた。取材に、昨年9月に先進7カ国(G7)交通相会合が同町で開かれたのを踏まえ「G7を経験したことは町にとっても良かった。さらにリゾート会議都市としての歩みを推し進めたい」と話した。

 G20のメンバーは、日米欧の先進7カ国を含む、中国やインド、韓国、ロシアなど計19カ国と欧州連合(EU)。世界経済や貿易・投資、雇用などが議題となっている。18年はアルゼンチン、20年はサウジアラビアで開く。

 外務省経済局政策課によると、今年7月にドイツ・ハンブルクで行われたG20首脳会合に伴う関係閣僚会合は、農業、外務、財務、デジタル、労働、保健の6分野があった。

 同課によると、現時点で判明している限り、首脳会合本体の誘致の意向を示しているのは、大阪市、愛知県、福岡市。関係閣僚会合は、岐阜県、北海道倶知安町、仙台市、新潟市、広島市、宮崎市。

 長野県産業戦略室によると、首脳会合については「24時間の離着陸運用が可能な空港から、車列移動で1時間以内であること」といった条件があるとし、県内では誘致が困難としている。

 昨年の交通相会合は9月23〜25日に軽井沢町で開かれ、G7各国とEU欧州委員会の担当相らが出席し、車の自動運転技術の早期実用化に向けた相互協力などを盛り込んだ共同宣言をまとめた。

(12月8日)

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