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藤森さん「核廃絶のスタート」ノーベル平和賞授賞式へ茅野出発

JR茅野駅で支援者の見送りを受ける日本原水爆被害者団体協議会の藤森俊希事務局次長(中央右)=7日午前11時8分、茅野市JR茅野駅で支援者の見送りを受ける日本原水爆被害者団体協議会の藤森俊希事務局次長(中央右)=7日午前11時8分、茅野市
 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の藤森俊希事務局次長(73)が7日、ノルウェー・オスロで10日に開かれる非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のノーベル平和賞授賞式に出席するため、自宅がある茅野市を出発した。JR茅野駅で支援者に見送られ、「授賞式を核兵器廃絶に向けたスタートと思い、これからも一生懸命頑張りたい」と語った。一緒に授賞式に招かれている被団協の田中熙巳代表委員(85)らと共に8日に成田空港を出発する。

 4月に藤森さんの講演会を茅野市で開いた同市の元高校教諭、五味省七さん(85)が呼び掛け、約20人が同駅自由通路に集まった。「茅野市民の誇り藤森俊希さんごくろうさまですノーベル平和賞授賞式へ」などと記した模造紙を掲げ、藤森さんと記念撮影をしたり、握手したりした。

 藤森さんは授賞式のほか、晩さん会や記念コンサートに出席し、14日に帰国する予定だ。五味さんは「被爆者らの長年の努力が実を結び、うれしい。藤森さんの報告会を(来年)3月に市内で開きたい」と話していた。

(12月8日)

長野県のニュース(12月8日)