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平昌代表へ 燃える闘志 長野サンダーバーズ堀江・望月

日本代表候補の強化合宿で、練習に入るGK望月日本代表候補の強化合宿で、練習に入るGK望月 日本代表候補の強化合宿でシュート練習するDF堀江日本代表候補の強化合宿でシュート練習するDF堀江
 パラアイスホッケーの長野サンダーバーズに所属するDF堀江航(38)=東京=とGK望月和哉(36)=静岡=が、岡谷市での平昌パラリンピック日本代表候補合宿に県外から参加している。来年1月に決まる日本代表メンバー入りを目指し、さらに「平昌で活躍したい」と意気込んでいる。

 平昌大会出場を決めた10月の最終予選で、堀江はDF登録ながらFWにコンバートされて2得点を挙げ、最終予選の最優秀DFに選ばれた。望月は控えとしてチームを支えた。

 東京都出身の堀江は2002年2月、日体大サッカー部3年生の時、オートバイ事故で左足を切断。車いすバスケットボールに取り組み、06年から米イリノイ大大学院やスペイン、ドイツのクラブチームでプレーした。堀江は「車いすバスケの日本代表になりたかったが駄目だった」。

 12年に岡谷市やまびこスケートの森アイスアリーナのスタッフに声を掛けられパラアイスホッケーを始めた。「最初はそりの操作が難しかったが、少しずつ楽しくなった」と話す。日本代表入りを果たした後、けがで一時競技を離れたが、復帰した最終予選では得点力も発揮した。「平昌のメンバーに選ばれたら、外国人選手とぶつかってもはじき飛ばすくらいの心構えで戦う」と闘志を燃やしている。

 静岡県富士宮市出身の望月は高校3年生の1999年、交通事故で左足を切断した。車いすバスケに取り組み始めたところ、2010年に同じチームにいた長野サンダーバーズの一員でもあるGK福島忍(60)=静岡=に誘われ、パラアイスホッケーを始めた。

 GKとして練習を積み重ね、15年に初めて日本代表入りした望月は「今回の最終予選では試合に出場できず歯がゆかった。でも、努力がまだ足りないということ」。週末のチーム練習や代表候補合宿だけでなく、週2日は三島市役所収税課での仕事を終えると都内の練習場で1時間半、シュートを止める技術を磨いている。

(12月8日)

長野県のニュース(12月8日)