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長野市スパイラル ナショナルトレセン再指定へ

夏場にプッシュトレーニングをする選手=長野市スパイラル夏場にプッシュトレーニングをする選手=長野市スパイラル
 スポーツ庁が、2018年度から冬季の製氷を休止する長野市有のボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」について、ナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点施設に再指定する方向で検討していることが22日分かった。現在のNTC指定期間は来年の平昌(ピョンチャン)五輪後に切れるが、練習用のレールが敷かれた「プッシュトラック」などがあり、夏季のそり競技の練習拠点として活用する方針だ。

 政府が22日決定した18年度予算案に、夏季練習用の施設をNTC指定する事業を盛り込んだ。同庁によると、冬季競技向けに夏季練習用に限った施設を指定すれば異例。

 長野市は4月にスパイラルの製氷休止方針を決定後、夏季の練習に限定した場合でもNTC指定を受けられるか国と協議。一方、スポーツ庁は11月、日本オリンピック委員会(JOC)などの要請を受け、冬季系10競技について平昌五輪後にNTC指定する施設の公募を開始した。市は、公表された指定要件を満たすとして来年1月9日の公募期間終了までに再指定を申請する方針。スポーツ庁は、1月下旬にはNTC指定施設を決める予定だ。

 同庁は指定施設の公募の要件に、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟との協議を踏まえ、プッシュトレーニング施設や、ローラーリュージュで滑走できるコースがあることなどを含めた。連盟関係者によると、スパイラル以外に当てはまる施設は国内にないという。

 市によると、スパイラルの近年の維持管理費は年間約2億2千万円で、このうち約1億円をNTC委託事業費で賄ってきた。競技関係者は、夏季の練習に限定した場合、委託事業費は減るとみている。

(12月23日)

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