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再発防止へ「祈りの碑」 軽井沢のバス事故遺族

碑の概要などを説明する田原さん(左)ら=23日、東京都内碑の概要などを説明する田原さん(左)ら=23日、東京都内
 昨年1月に大学生ら15人が死亡した北佐久郡軽井沢町のスキーバス転落事故犠牲者遺族でつくる「1・15サクラソウの会」は23日、都内での会合後に記者会見し、来年5月に事故現場に建立予定の碑の名称を「祈りの碑」に決めたと明らかにした。

 同会代表の田原義則さん(52)=大阪府吹田市=は、「亡くなった子ども13人への慰霊と、二度と同じような事故を起こしてほしくないという再発防止の祈りを込めた」と述べた。碑は高さ約2メートル、幅約1・5メートル。石とガラスを使い、若者たちへの追悼をイメージしたデザインを施す。献花スペースを作り、事故の説明や亡くなった大学生の名前を刻む。

 建立と維持管理の費用は遺族が負担。寄付も募る予定で、今月25日から同会ホームページに要領を掲載する。

 会見では、県警が業務上過失致死傷容疑で書類送検したバス運行会社「イーエスピー」の社長らの起訴を求めて集めている署名を、来年1月22日に長野地検に提出すると明らかにした。現時点で4万筆ほどが集まっている。

 田原さんは「事故から2年がたとうとしているが、責任の所在を明確にしてほしいという思いに賛同いただける方が多くいた。署名活動が間違っていないと思って、(来月)22日に向けて続けていきたい」とした。

(12月24日)

長野県のニュース(12月24日)