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都大路から高校生たちがうれしいクリスマスプレゼントを信州に届けてくれた。全国高校駅伝で男子の佐久長聖が9年ぶり2度目の頂点、女子の長野東は県勢女子最高の2位に入る快挙である。テレビに見入った人も多いのではないか

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佐久長聖は序盤からトップ争いを続ける展開だった。2連覇を狙う倉敷に途中、1位を譲ったものの競り合いを制している。2位だった昨年の雪辱を果たす力走である。20年連続出場となり、開会式で表彰を受けている。節目の大会に優勝で花を添えた

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11月の県高校駅伝の記録は今回の参加47校中トップ。各地の強豪校を上回り、優勝候補として臨んだ大会である。主要区間を担ってきた3年生の2人を故障で欠きながらも、他のメンバーでカバーして結果を出した。4人が区間賞を獲得している。選手層の厚さを実感させられる

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長野東は1区の和田有菜主将が2年連続の区間賞を記録し、トップでたすきをつないだ。上位をキープし、最後は2位争いに競り勝ってゴールしている。昨年の6位入賞から大きく順位を上げた。男女そろって日々の努力が実を結んだのは何よりである

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ともに若い力が頼もしい。佐久長聖は7区間のうち3区間に1年生を起用した。長野東は5区間のうち4区間を1、2年生が走っている。今後に向け、それぞれ貴重な経験になったことだろう。見事、目標を達成した選手らの健闘をたたえるとともに、来年以降のさらなる活躍を期待する。

(12月25日)

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