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山雅ホーム開幕戦のUスタ開催 長野市「芝の調査必要」

10月の大雨などの影響で芝生の傷みが目立つ長野Uスタジアム=26日、長野市10月の大雨などの影響で芝生の傷みが目立つ長野Uスタジアム=26日、長野市
 長野市の長野Uスタジアムの芝が10月の大雨の影響で傷み、来年3月まで回復が難しくなっていることが26日、市への取材で分かった。サッカーJ2松本山雅FCの運営会社が同日、芝の張り替えを進める本拠地アルウィン(松本市)に代わり、Uスタジアムでの来季(来年2月25日開幕)のホーム開幕戦開催が可能か長野市に打診したが、市側は歓迎する姿勢を示す一方、芝の調査が必要として判断を保留した。

 長野市スポーツ課によると、Uスタジアムは10月22〜23日、台風21号の接近に伴う大雨に見舞われた。22日のサッカー女子日本代表による国際親善試合の時点で芝の状態は良好だったが、翌23日に広範囲で根腐れを確認。施肥などで回復を図ったが、日照不足や冷え込みが障害となり、その後のサッカーやラグビーの大会使用でダメージが蓄積。現在は芝生が所々で剥がれている状態だ。

 一部で芝の張り替えなどを進めているが、同課によると、本格的な回復が望めるのは気温が上がる来年3月になってから。市は、Uスタジアムを本拠地とするサッカーJ3のAC長野パルセイロに、同3月10日に始まる来季について、ホーム開幕戦の開催を遅らせられないか相談しているという。

 山雅の運営会社は26日、神田文之社長が長野市役所を訪れ、アルウィンの芝を養生させる来年3月末までの間のホーム戦会場の決定を「急いでいる」と相談。市側はUスタジアムの現状を伝え、双方で「芝の状況を把握しながら検討する」と確認したという。

 長野市の加藤久雄市長は26日の定例記者会見で、「こういうチャンスに長野Uスタジアムを使っていただければ、(松本市との)交流(の意義)も含めて非常に有効だと思う」としつつ、「芝の状況が一番の判断材料になる。調査をしていきたい」と述べた。

 Jリーグは来年1月12日、各チームの来季ホーム開幕戦の日程や会場などを発表する。

(12月27日)

長野県のニュース(12月27日)