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県北部大雪 交通に乱れ 野沢温泉 スキーの男性死亡

 強い冬型の気圧配置の影響で県北部を中心とした27日の大雪は午後も降り続いた。下高井郡野沢温泉村のスキー場では雪に埋まったスキーヤーが見つかり、死亡が確認された。交通網の乱れも続いた。長野地方気象台は、大北地域の山沿いの一部と中野飯山地域は28日明け方まで大雪となる恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。

 27日正午すぎ、野沢温泉村の野沢温泉スキー場で、スキーをしていた川崎市の清藤嘉明さん(64)が雪に埋まった状態で見つかったと119番通報があった。飯山市の病院に搬送され、窒息死と分かった。飯山署によると、約30センチの雪の下で見つかり、滑走中に転んだ可能性がある。

 午後4時前、八ケ岳連峰・東天狗岳付近で、大阪府貝塚市の40代の夫婦が強風と降雪で身動きが取れなくなった―との通報が佐久署にあった。28日朝から捜索する。

 JR大糸線は北安曇郡小谷村での倒木や除雪作業の影響で、上下計6本が運休するなどした。JR飯山線やしなの鉄道北しなの線も運休や遅れが相次いだ。

 長野中央署は27日午後、上水内郡飯綱町川上の町道で同日午前7時ごろ、長電バスの路線バスが道路脇のガードレールに衝突したと発表。男性運転手(55)と乗客12人にけがはなかった。積雪によるスリップが原因とみている。

 27日午後6時までの24時間降雪量は飯山72センチ、野沢温泉65センチ、小谷56センチなど。28日午前0時の積雪の深さは、野沢温泉121センチ、飯山101センチ、小谷95センチ、信濃町69センチ、長野23センチなど。

 長野地方気象台によると、28日も冬型の気圧配置が続き、北部は曇りで昼すぎまで時々雪となる見通し。

(12月28日)

長野県のニュース(12月28日)