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長野道事故 5人重軽傷 麻績 積雪路でスリップ

雪が降りしきる中で行われた大型トラックの撤去作業=27日午後5時20分、麻績村麻雪が降りしきる中で行われた大型トラックの撤去作業=27日午後5時20分、麻績村麻
 東筑摩郡麻績村麻の長野道下り線麻績インター近くで27日朝、大型トラック2台がガードレールを突き破って転落するなどした多重事故は、救急搬送された男女5人が重軽傷を負ったことが県警高速隊のその後の調べで分かった。同隊によると、路面の積雪は当時約1センチ。軽トラックがスリップして中央分離帯に衝突し、避けようとするなどした後続車4台が次々と事故を起こしたという。

 現場は片側2車線の緩やかな右カーブ。同隊によると、追い越し車線を走っていた大阪市の高原麻美さん(43)の軽トラックが右側の中央分離帯に衝突して停止。後ろから走ってきたともに運転手の由井正夫さん(51)=木曽郡南木曽町吾妻=と、宮崎修さん(47)=飯山市瑞穂豊=の大型トラックが左側ガードレールを突き破って約10メートル下の川に転落した。

 さらに、転落現場の後ろで、準中型トラックを停車させて車外にいた会社員古家大地さん(26)=安曇野市豊科田沢=に、後ろから走ってきた運転手小島秀美さん(54)=飯田市千代=の大型トレーラーが衝突。由井さんと宮崎さんが胸の骨、古家さんが顔の骨をそれぞれ折る重傷。高原さんと小島さんも首を捻挫するなどの軽傷を負った。

 当時、現場は時速50キロの速度規制とチェーン規制がかかっていた。

 長野道下り線安曇野―更埴インター間は、転落したトラックをクレーンで撤去する作業のため午後2時から約6時間通行止めになった。現場では雪が降りしきる中、警察や消防、東日本高速道路の関係者ら30人以上が日没後まで作業を続けた。塩尻市への出張の帰りに、混雑した一般道の走行を余儀なくされた長野市の男性公務員(45)は「事故は仕方ないが、影響が大きすぎる」と困惑していた。

 県警高速隊によると、多重事故の後、別の車1台が現場近くのガードレールに衝突、男性が搬送された。

(12月28日)

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