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御嶽海、地力強化に重点 初場所へ稽古再開

すり足を繰り返す御嶽海=東京都墨田区の出羽海部屋すり足を繰り返す御嶽海=東京都墨田区の出羽海部屋
 大相撲東関脇の御嶽海(木曽郡上松町出身)が27日、東京都墨田区の出羽海部屋で、初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)に向けた稽古を再開した。最低限の目標に掲げる7場所連続の勝ち越しをにらみつつ、大関昇進も見据えた地力養成が主眼。体の使い方に気を付けながら、柔軟な取り口や故障の予防につながる体づくりへの意識をにじませた。

 稽古場に姿を見せると、四股、てっぽう、すり足の基本動作を40分間じっくり反復。それぞれフォームを1セットずつわずかに変え、負荷がかかる部位に幅をもたせた。取組で体が思った通りに細かく動いたり、相手の動きに素早く反応したりするための工夫だ。

 「自分の取り口は今のままでいい。押しもあれば、相手の中に入って重心を上げるとか、これからもっと選択肢が増えれば、勝つ可能性も高まる」。今年の計6場所を幕内でただ一人全て勝ち越せたのも、相手に応じて立てた作戦を冷静に実行できた結果。来年はそれをさらに発展させる。

 基本動作の後は元十両の幕下出羽疾風ら2人と計25番取った。先場所は稽古で左足親指付け根を痛めて苦しんだため、相手の圧力を受け止める力を蓄え直すためには、実戦的な稽古が有効と再認識した。この日は、自分からはあえて踏み込まないでおいてから反撃。「まずまずの動きができた」と手応えを示した。

 年内は31日まで稽古があり、年明けは3日に予定される出羽海一門の連合初稽古で始動する。「もっと磨くものを磨かないと、ここ(関脇)に居続けることも、上(大関)にいくこともできない」と気を引き締める。

(12月28日)

長野県のニュース(12月28日)