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県北部に大雪影響ずしり 小谷ではスノボ客不明

飯山市飯山の市街地にある自宅で雪かきをする住民。屋根の雪は50センチほど積もっている=28日午前10時40分すぎ飯山市飯山の市街地にある自宅で雪かきをする住民。屋根の雪は50センチほど積もっている=28日午前10時40分すぎ
 26日夜から県北部を中心に強まった雪は峠を越え、長野地方気象台は28日明け方までに長野、中野飯山、大北の各地域に出していた大雪警報を解除した。だが、28日も大雪の影響は残り、雪で視界が悪かった北安曇郡小谷村では、スノーボード客が行方不明になっていることが分かった。

 大町署によると、小谷村の白馬コルチナスキー場周辺で、東京都江東区の会社員女性(41)が行方不明になった。28日未明に女性が宿泊している村内のペンションから「戻ってこない」と通報があり、県警山岳遭難救助隊員らが捜索を始めた。同署によると、女性は27日朝から1人でスノーボードに出掛けたという。

 また県警山岳遭難救助隊は、八ケ岳連峰・東天狗岳付近で身動きが取れなくなったとの通報が27日にあった大阪府貝塚市の40代の夫婦の捜索を28日朝から始めた。霧のため県警ヘリは飛べず、茅野市側の夏沢鉱泉から同隊13人が救助に向かった。

 交通機関の乱れも続いた。JR東日本長野支社によると、JR飯山線は飯山―戸狩野沢温泉間の除雪作業のため、普通列車の上下計12本が運休、上下計8本が部分運休した。約1200人が影響を受けた。JR大糸線も上り普通1本が部分運休した。

 28日午前11時現在の積雪は飯山113センチ、小谷99センチ、長野19センチなど。飯山市飯山の自宅で妻(85)と除雪作業をした男性(92)は「12月にこれだけ多く降るのは近年あまりない」。屋根には50センチほどの雪が積もり、例年より早めに業者に雪下ろしを依頼するという。

 長野地方気象台によると、28日から29日にかけても冬型の気圧配置が続き、県内は北部の一部で雪の降る所がある見通し。

(12月28日)

長野県のニュース(12月28日)