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県内の36銘柄 前年を上回る 終値比 機械系製造業中心

 県内上場企業の2017年の株価は、機械系製造業を中心に大きく値上がりした一方、一部の内需系企業が値下がりした。全40銘柄のうち36銘柄の終値が前年の終値を上回り、4銘柄が下回った。

 上昇率が最も大きかったのは前田製作所で、3・8倍になった。関連会社が高温対応の接合材の生産を強化するとのニュースが好感され、10月半ばから急上昇した。主力のペットボトル成形機の販売が国内外で好調な日精エー・エス・ビー機械は2・9倍に。18年9月期の連結業績予想で過去最高益を見込んだことなどが期待を高めた。双信電機は、電磁波を使った北朝鮮による攻撃の被害防止に同社のノイズフィルターが有効―との見方が広がり、同国のミサイル発射実験をきっかけに上昇。2・8倍になった。

 上昇の上位10社はいずれも株価が2倍を超え、このうち7社が機械系製造業。好調な海外経済が需要を底上げし、各社とも業績を伸ばしたことが上昇につながった。

 一方、守谷商会は6・05%下落。16年終値が15年終値比で73%上昇した反動減とみられる。日銀のマイナス金利政策の影響で収益環境が悪化した金融機関は、八十二銀行が4・57%、長野銀行が2・51%それぞれ下落。ホクトは18年3月期の業績で減益を予想したことが響いたとみられ、2・75%下落した。

(12月30日)

長野県のニュース(12月30日)