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中川の崩落 通行止めの県道 応急ルート 交互通行始まる

片側交互通行ができるようになった四徳渡トンネル(仮称)を抜けて大鹿村方面に向かう車=29日午後0時9分、中川村片側交互通行ができるようになった四徳渡トンネル(仮称)を抜けて大鹿村方面に向かう車=29日午後0時9分、中川村
 上伊那郡中川村大草で発生した土砂崩落で通行止めになっていた県道松川インター大鹿線で29日正午、崩落現場を迂回(うかい)する応急ルートでの片側交互通行が始まった。土砂崩落はリニア中央新幹線関連の四徳渡(しとくわたり)トンネル(仮称)工事の発破作業による振動が原因とみられているが、トンネルには影響がなかったため、事業主体のJR東海がトンネルを開通させることで迂回路に充てた。

 同トンネルはリニア関連の工事車両などが将来利用するため掘削していた。県飯田建設事務所(飯田市)は15日の土砂崩落後、同県道の四徳大橋(中川村)―松除(まつよけ)橋(下伊那郡大鹿村)間約3・4キロを全面通行止めにした。JR東海は同トンネルの掘削を発破ではなく重機などで再開して貫通させ、路面の舗装やガードレール設置などを行った。

 同県道は、下伊那郡松川町と大鹿村を結ぶ幹線道路。この日、都内から来る孫を同町まで車で迎えに行った同村の宮沢ヨシミさん(89)は「雪が降る前に通れるようになって良かった」と話した。

 JR東海は、土砂崩落箇所については来年2月上旬の片側交互通行開始を目指している。

(12月30日)

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