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冬の信州ゆっくりと 年末年始 入り込み本格化

JR長野駅に到着した孫たちと抱き合って喜ぶ祖父母=29日午前10時59分、長野市JR長野駅に到着した孫たちと抱き合って喜ぶ祖父母=29日午前10時59分、長野市
 年末年始を信州で過ごす人たちの入り込みが29日、本格化した。長野市のJR長野駅や松本市の松本駅では、新幹線や特急が到着するたびに、大きな荷物を手にした人たちが降り立ち、改札口では再会を喜び合う姿も見られた。

 JR中央東線の特急「あずさ」「スーパーあずさ」は午後4時発まで下りの指定席が満席となった。松本駅では名古屋市の会社員冨田美和さん(29)が安曇野市に住む母親の斎藤京子さん(59)に出迎えられた。長男悠楓(はるか)ちゃん(1)を連れての帰省で、冨田さんは「普段は育児にかかりきりなので、正月は子どもを母に任せます」。斎藤さんは「たまにはゆっくりしなさい」と声を掛けた。

 母親と降り立った大阪市の小学3年の滝瀬蒼唯(あおい)さん(9)と妹で小学1年の明莉さん(6)は千曲市に住む祖母の鳥海美津子さん(66)が出迎えた。蒼唯さんは「お出かけや、そりで雪遊びがしたい」、明莉さんは「餅つきが楽しみ」と話した。鳥海さんは「孫たちが来てくれるのが毎年の楽しみ」と喜んでいた。

 北陸新幹線(長野経由)も同日、午後1時24分東京発はくたか565号の自由席乗車率が150%になるなど混雑。東京都足立区の横堀園子さん(41)は、中学1年の才寿さん(13)と小学1年の冴子さん(7)の子ども2人を伴い長野市に帰省。長野駅の改札口で両親が出迎えた。母親の北山節江さん(65)は4カ月ぶりに再会した孫に「大きくなったねえ」と目を細め、冴子さんは両手を挙げて喜んだ。園子さんは「長野に来るとゆっくりできる。ほっとします」と話した。

 JR東日本長野支社は、入り込みのピークは30日、Uターンは2〜3日が最も混雑すると予想している。

 フジドリームエアラインズ(FDA)の県営松本空港(松本市)発着便は29日、午後1時15分発福岡行きの便が満席となったほか、福岡と札幌便の利用率が全体で9割を超えた。

(12月30日)

長野県のニュース(12月30日)