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3月閉校の飯綱の小学校校舎、仕事創出・交流拠点に

閉校後に改装し、仕事の創業・交流の拠点施設として利用する三水第二小学校閉校後に改装し、仕事の創業・交流の拠点施設として利用する三水第二小学校
 飯綱町は2日までに、2018年3月に閉校する三水第二小学校の校舎を活用し、仕事の創出や交流を生み出す施設の整備方針を固めた。仕事を学ぶ場、創業の場、仕事を通じた交流の場、生活の拠点の4機能を備える。18年中に運営する法人の立ち上げと内部の設計を進め、改装工事を始める考え。地域内で経済を循環させる拠点で、19年度の仮オープンを目指す。

 町内で経済取引を増やすことで、資本や人材の流出を防ぎ、消費を拡大する狙い。町と凸版印刷(東京)などが進めてきた「しごとの創業・交流拠点」整備事業の中核で、国の地方創生推進交付金を最大約2億円活用する予定だ。

 施設に企業を誘致したり、異業種が交流しながら仕事をするコワーキングスペースを設けたりする。さまざまな企業から講師を招き、仕事の多様性や起業について学べる。食品や生活用品を販売するテナントやカフェなども設ける。過疎化が進む地元の赤東(あかとう)区にとっては暮らしや交流の拠点とし、観光誘客も図る。

 3階建ての校舎を階ごとに「食」「しごと」「文化」のコンセプトで分ける方針。仮オープンに向けて、テナントなどが入る1階と、会議室や作業場が中心の2階を優先して整備する。町が当面維持管理をするが、18年中をめどに立ち上げる「まちづくり会社(仮称)」に将来引き継ぐ。

 町企画課は「町民に自分の事として考えてもらい、地域に関わる人を増やしたい」と話している。

 事業ではこれまで、空き店舗を再生した交流施設「ZQ(ずく)」の建設や、町内で活躍する人を紹介した冊子の全戸配布、ビジネスに関するワークショップ(参加型講習会)の開催などをしてきた。

(1月3日)

長野県のニュース(1月3日)