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県内初売り 福袋求め客の列

イオンモール松本の初売りで福袋を買い求める来店客=1日、松本市イオンモール松本の初売りで福袋を買い求める来店客=1日、松本市
 2018年が明けた1、2日、県内の大型商業施設や百貨店などで初売りがあった。詰め掛けた人たちは実感できる景気回復を願いながら、福袋などを買い求めた。

 松本市中心市街地に17年9月に開業したイオンモール松本。初売りは1日で、午前9時の開店を前に大勢が列を作った。開店と同時に福袋や初売りセール目当てに小走りする人も。市内の会社員小笠原忍さん(43)は「商店街を含め松本の街がにぎわう1年に」。渡瀬栄一ゼネラルマネージャー(45)は「街なかの回遊拠点として、松本のにぎわい創出に役立ちたい」と決意を新たにしていた。

 同市の百貨店「井上」では約500人が並び、用意した1万円の福袋200個が午前10時の開店と同時に売り切れた。市内で旅館を営む石川公江さん(55)は「お客が増えている感じはしない。多くの人が景気回復を感じられる年になってほしい」。上嶋保・常務執行役員本店長は「昨年末から洋服や寝具など高価な品が売れている。この傾向が続いてほしい」と期待した。

 長野市のながの東急百貨店では、1万円の福袋を求めて約400人が列。市内の実家に帰省中の会社員桜井奈穂美(なおみ)さん(29)=東京都=は今年も購入。景気回復はなかなか実感できないといい、福袋の中身を見て笑顔で「使えそうなものが入っていてよかった。いつも助かってます」。

 JR長野駅ビル「MIDORI長野」には昨年を200人ほど上回る約1200人の列ができた。運営会社の江越弘一社長は「商売の世界では戌(いぬ)年は守りの年といわれるが、守りだけではいけない」とし、好況といわれる県内製造業などの「良い流れを取り込んでいきたい」と話した。

(1月3日)

長野県のニュース(1月3日)