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挑戦の年 決意新たに 県内各地 仕事始め

仕事始めであいさつする松本山雅FC運営会社の神田社長(左から4人目)ら=4日午前9時32分、松本市並柳仕事始めであいさつする松本山雅FC運営会社の神田社長(左から4人目)ら=4日午前9時32分、松本市並柳 長野市では雪が残る中、初出勤を迎えた人が多かった。長野駅近くでは、滑りやすくなった道を注意しながら歩く姿が目立った=4日午前8時16分長野市では雪が残る中、初出勤を迎えた人が多かった。長野駅近くでは、滑りやすくなった道を注意しながら歩く姿が目立った=4日午前8時16分
 県内の官公庁や団体の多くが4日、2018年の仕事始め式をした。四年制化して長野県立大として4月に開学する県短大(長野市)、公立化する諏訪東京理科大のある茅野市では、トップらが節目に向けた決意を語った。J1再昇格を狙うサッカー松本山雅FC運営会社(松本市)は奮闘を誓い、平昌(ピョンチャン)冬季五輪が2月に迫り代表選手らも今後練習に使う予定のエムウェーブ(長野市)では、製氷担当者が作業に当たった。

 県短大では、約30人の事務局職員を前に玉井裕司・県立大設立担当部長があいさつした。四半世紀前から四年制化を求める運動があったことに触れ「今年は記念すべき年」と強調。「全て未経験の事柄だが挑戦心を持ち、地域全体に貢献する思いを強く持っていこう」と呼び掛けた。

 公立諏訪東京理科大の設置主体「諏訪広域公立大学事務組合」の組合長を務める柳平千代一・茅野市長は同市の仕事始め式で、「今年の一文字は実践、実行の『実』」とあいさつ。取材に対し「少子化の中で個性を発揮しなければならない。ものづくりの集積地である諏訪の地の利を生かした学校づくりに取り組む」と述べた。

 昨年、J1昇格を逃した松本山雅FCの運営会社は、松本市の事務所で仕事始めの朝礼をした。社員26人が神棚に向かってかしわ手を打ち、神田文之社長(40)があいさつした。「横のつながりを強くし、クラブスローガン『OneSoul(ワンソウル)』の実現を目指したい」と力を込め、ホーム戦の観客動員数やシーズンパス会員数について「さらに積み重ねていく」と話した。

 昨年12月30日までスピードスケートの平昌冬季五輪代表選考会に使われたエムウェーブ。リンクの管理担当者、中島智之さん(42)は大みそかや元日以降と同様、4日も朝から製氷作業に当たった。日本代表選手らも今後、本番直前まで最後の練習に使う予定。「常に良い状態のリンクを提供できるようにしたい」と気を引き締めた。

 阿部守一知事は県庁で開いた仕事始めの式で、策定中の次期「県総合5か年計画」(18〜22年度)、18年度から5年間の継続を決めた「森林づくり県民税(森林税)」などに触れ、「さまざまな取り組みを具体化させる年」と強調。「スピード感を持って県政の場でもイノベーション(革新)を起こしていくことが重要だ」と述べた。

(1月4日)

長野県のニュース(1月4日)