長野県のニュース

9〜11日の午前9~11時に「電力ピーク」 県が初の予報

 県環境部は4日、9〜11日のそれぞれ午前9〜11時に県内電力需要が高まるとの「電力ピーク発生予報」を初めて出した。夏と冬に展開する節電県民運動の一環で、電力使用が集中する時間帯をずらす「ピークシフト」を企業や一般家庭に意識してもらうために導入した。暖房や生産設備の起動時間を早めるといった対応への協力を呼び掛けている。

 節電運動は東京電力福島第1原発事故を機に開始。今冬は「最大電力」を原発事故前の2010年比で5%(県関係機関は11%)減らす目標を掲げ、新たに電力ピーク発生予報も始めた。県によると、ピークシフトを行うことは電力の安定供給や発電・送電コストの削減につながり、社会的負担も減るという。

 今回の予報は、気温の低下や積雪が見込まれる上、正月休み明けに生産活動を再開する企業が多いことなどから判断。県環境部は「寒い日は早めに暖房をつけておくなど、できる範囲でピークシフトに協力してほしい」とする。運動期間中の3月末まで数回の予報発令を検討しているといい、登録企業などには電子メールでも予報を伝える。

(1月5日)

長野県のニュース(1月5日)