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御嶽海「積極的にいけた」 大相撲稽古総見

 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が5日、国技館内の相撲教習所で行われ、東関脇の御嶽海(木曽郡上松町出身、出羽海部屋)が参加した。横綱鶴竜に指名されて5番を取ったほか、関脇以下19人による勝ち残り指名方式の申し合い稽古でも積極的に手を挙げて8番を取った。

 三役での過去6場所で2桁勝利がまだない御嶽海は、昨年までの基本を中心にした自己流稽古にめどをつけ、実戦的な稽古を充実させる意向を持って新年に臨んでいる。

 幕内の申し合い稽古の土俵に上がった御嶽海は力強く踏み込み、右はず押しやもろ差しで相手の重心を上げるといった本場所のような攻めを続けた。北勝富士、松鳳山、玉鷲への3連勝を含め4勝4敗と勝率は上がらなかったものの、昨年までのように手の内を隠そうとはしなかった。

 昨年9月の秋場所前に行われた稽古総見では、御嶽海は申し合い稽古で1番も取れず、八角理事長(元横綱北勝海)が促して大関照ノ富士(当時)と稽古させる一幕があった。八角理事長はこの日、「御嶽海は少し自覚が出てきた」と語った。

 鶴竜との稽古でも、突き放して流れをつくろうとし、横綱の引きに乗じて1勝した御嶽海。「今日は積極的にいけた。横綱に指名されたのは励みになるし、関脇も4場所目なので、しっかりやっていきたい」。6日から春日野部屋との連合稽古で調整を進める。

 横綱陣は、2場所連続41度目の優勝を目指す白鵬が平幕正代に7戦全勝。鶴竜は御嶽海や小結阿武咲に9勝1敗だった一方、稀勢の里は鶴竜や大関豪栄道に2勝6敗と精彩を欠いた。

(1月6日)

長野県のニュース(1月6日)