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糸操り人形巧み 有志の会が飯田で単独公演

竹の子会が披露した「クワンクワン」。人形を舞台上部の足場から糸で操り、生き生きと動かした竹の子会が披露した「クワンクワン」。人形を舞台上部の足場から糸で操り、生き生きと動かした
 飯田下伊那地方の有志でつくる糸操(いとあやつ)り人形劇団「竹田人形座竹の子会」が6日、飯田市座光寺の「竹田扇之助(せんのすけ)記念国際糸操り人形館」の本舞台で初の単独公演を行った。本舞台での公演は、高さ1・8メートルの足場から人形を操るため、高い技術が求められる。地元小学生を含むメンバーら11人が猛練習の成果を披露した。

 「初春(はつはる)を寿(ことほ)ぐ竹田人形館」と銘打った新春公演で、6演目を披露。民話を題材にした「クワンクワン」は、お供え物のぼた餅を巡る和尚と小僧のユーモラスな物語で、人形を巧みに操り、会場の笑いを誘った。9体の人形が軽快な音楽に合わせて踊る「フレンチカンカン」は華やかさで観客を魅了した。

 同会は、江戸時代に大阪で生まれた糸操り人形「竹田人形」の伝統を受け継ごうと活動。普段は人形と同じ舞台に立ち、人形を操っている。昨年の新春公演で他団体と初めて本舞台を使い、今年は単独での公演を実現した。指導に当たる鈴木友子さん(68)=東京=は「熱心に自主稽古に取り組んだ成果が発揮できたのでは」と話していた。

(1月7日)

長野県のニュース(1月7日)