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落とし物の小鳥 話せば分かる? 長野の元警察官が飼い主探し

田中さんが保護して飼育しているオカメインコ(左)田中さんが保護して飼育しているオカメインコ(左)
 長野市稲田の元警察官田中茂さん(67)と妻さち子さん(69)夫婦が、長野南署に落とし物として届けられたオカメインコを自宅で保護し、飼い主を探している。オカメインコは人の言葉を覚えてまねすることがあるため、話し掛けて手掛かりを得ようとしたが、かなわなかったという。

 体長20センチほどで、羽は黄色く、顔に丸い赤色の模様がある。同署会計課によると、1歳前後とみられる。2017年10月7日の昼ごろ、同市青木島小学校近くの路上を歩いていた人の肩に突然止まり、そのまま飛び立たなかったといい、相談を受けた交番を通して同署が保護した。1週間ほど待ったが飼い主は見つからず、以前にも鳥の保護を依頼した田中さんに預けた。

 落とし物は、警察に届け出てから3カ月間に持ち主が現れなかった場合、拾った人の所有物となる。今回はオカメインコを長野南署に届け出た人が既にその権利を放棄。届け出から3カ月となる18年1月7日を過ぎたため田中さんの所有となった。田中さんは引き続き飼育するという。

 田中さん夫婦は、オカメインコに「ポピー」と名付け、物置で飼育。当初はおびえた様子だったが、毎日話し掛けるうちに「ピヨピヨ」と鳴くようになったという。飼い主が分からない雌のセキセイインコも16年秋に長野南署の依頼で預かり、「ピィピィ」と名付けて飼育している。

 田中さんは「元にいた場所が一番だと思うので、飼い主が見つかれば早く返してあげたい」と話している。

(1月11日)

長野県のニュース(1月11日)