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御嶽海の積極姿勢期待 初場所へ連合稽古終了

春日野部屋との連合稽古で、碧山(左)の寄りをこらえる御嶽海春日野部屋との連合稽古で、碧山(左)の寄りをこらえる御嶽海
 大相撲東関脇の御嶽海(木曽郡上松町出身、出羽海部屋)が10日、初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた春日野部屋との連合稽古を終えた。5日間の日程で栃ノ心、栃煌山、碧山と取ったのは1日15番ほど。勝率が上がらず、番数も多いとは言えなかったが、今年掲げる積極的な姿勢を継続。これまで稽古内容に厳しい指摘をしていた親方衆の評価も変わってきた。

 「今日は良い稽古だったぞ」。6日、連合稽古初日を終えると、春日野親方(元関脇栃乃和歌)から声をかけられた。この日、御嶽海は3日の一門連合初稽古や5日の稽古総見と同様に、力強く踏み込んで厳しく攻めようとする姿勢を前面に出した。中立親方(元小結小城錦)から助言され、まわしを取られないように腰の位置を工夫したり、差し手の威力をそぐおっつけを改良したりして、動きの質を高めた。

 7日以降は、稽古に耐えるスタミナ不足を露呈し、動きが鈍くなっていった。それでも、筋肉に強い張りが出た右腕にサポーターやテーピングを施し、立ち合いの向上に集中して番数を伸ばした。師匠の出羽海親方(元幕内小城乃花)は「積極的な姿勢を持続させることが大事。基礎運動も増やし、今の時期に稽古を充実させることは今後に向けて大事」と語った。

 新年からプロテインを摂取し、体幹やバランスを鍛える運動(ピラティス)も新たに試して、体づくりの意識を高める御嶽海。「好機が来たら大関を狙いたいという思いもあるし、精神的に一つ、二つ上のレベルや状態にいけるようにしたい」。これまで自己流の稽古を土台に、本場所で抜群の相撲勘を発揮してきた。新たな姿勢が初場所以降、大関昇進への足掛かりとなる三役で初の2桁勝利につながるかが注目される。

(1月11日)

長野県のニュース(1月11日)