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演目は恋物語「切られの与三」 6月のまつもと大歌舞伎

 松本市で2008年から隔年開催している「信州・まつもと大歌舞伎」の実行委員会は11日、6月12〜18日に開く6回目となる公演の演目と出演者を発表した。演目は与三郎とお富の恋物語「切られの与三(よさ)」。主人公の与三郎は中村七之助さん(34)、お富役は中村梅枝さん(30)が演じる。チケットは3月22〜25日に市民先行発売、4月21日に一般発売予定だ。

 切られの与三は世話物の名作「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」が原作。大店(おおだな)の息子の与三郎と囲われ者のお富が互いに一目ぼれするが、密会がばれて与三郎はめった切りにされる。その後、互いに死んだと思っていた2人が再会するストーリーだ。会場の市まつもと市民芸術館の串田和美芸術監督(75)が新たな解釈で演出する。

 七之助さん、梅枝さんのほか、中村萬太郎さん(28)、笹野高史さん(69)、片岡亀蔵さん(56)、中村扇雀さん(57)が出演予定。実行委によると、常連の七之助さんの兄中村勘九郎さん(36)は、19年放送のNHK大河ドラマで主演を務めるため出演を見合わせる。

 実行委は松本市芸術文化振興財団や市、信濃毎日新聞社などで構成。実行委員長の井上保・松本商工議所会頭は「早めに周知し、大勢の人に来てもらえるようにしたい」と話している。

(1月12日)

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