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飯山・野沢温泉・木島平・栄村 除雪中の事故多発

12日も市民の除雪作業が続いた飯山市の中心市街地12日も市民の除雪作業が続いた飯山市の中心市街地
 岳北消防本部の管内(飯山市、下高井郡野沢温泉村、木島平村、下水内郡栄村)で、2017年12月から18年1月11日までに発生した除雪中の人身事故が15件に上り、昨冬全体(16年12月〜17年3月)の14件を既に上回っている。昨冬全体より1人多い3人が死亡し、12人が重軽傷を負った。同本部は、今冬は雪の降り始めが早いことが要因とみており、改めて安全に十分配慮した除雪作業を呼び掛けている。

 15件のうち、屋根など高所での雪下ろしや、屋根に掛けたはしごからの転落といったケースが10件を占める。17年12月下旬には、物置の屋根で雪下ろしをしていた飯山市の80代男性が転落して意識不明の重体になり、後に亡くなった。

 除雪機の使用時の事故も3件あり、同市では同12月下旬に70代男性が自宅の壁と大型の手押し式除雪機の間に挟まれて死亡した。このほか、同12月中旬に同市の90代女性が自宅近くの川で亡くなった。除雪中に自宅敷地内から転落したとみられている。

 県危機管理防災課によると、今月11日までに今冬に県内で起きた除雪中の人身事故は、岳北消防本部管内を除くと上水内郡信濃町の1件だけ。昨冬全体では6人が死亡、54人が重軽傷を負った。

 岳北消防本部は、屋根の雪下ろし中に転落する事故が多いことから「ヘルメットをかぶり、安全帯を着けるなど、安全対策をしっかりとしてほしい」と強調。また、除雪時は1人で作業せず、雪で身動きが取れなくなった時のために携帯電話の持参を―と呼び掛けている。

(1月13日)

長野県のニュース(1月13日)