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御嶽神社社務所などに噴石対策検討 木曽町が神社側と協議

 木曽郡木曽町が御嶽山の入山規制解除に向けた準備として、山頂部で御嶽神社が建て替え中の祈〓(示ヘンに寿の旧字体)(きとう)所と、現在も残る社務所について、町が財政負担をして噴石対策を検討していることが17日、分かった。町は山頂部にあった御嶽頂上山荘の跡地にシェルター(退避壕(ごう))を設ける計画をしているが、再び噴火した際に登山者が避難できる施設がより多くあった方がいいと考え、神社側と協議している。

 御嶽神社によると、祈〓(示ヘンに寿の旧字体)所は昨秋、取り壊しており、今夏には建て替えを完了する予定。現在も残っている社務所は、将来的に建て替えるのかどうかは損傷の状況などを見て決めるという。噴石対策は、天井部分と火口側の壁に噴石にも耐えられるアラミド繊維を張ったり、ブロック塀を設けたりする方法が候補に挙がっている。町は防災対策のため政教分離原則には反しないとしている。

 2014年9月の噴火時には、神社の開山期間が終わっており、祈〓(示ヘンに寿の旧字体)所に鍵がかかっていたため登山者が逃げ込めなかった。町は神社の開山期間以外の利用方法も神社側と協議していきたいとしている。御嶽神社の武居哲也宮司は「少なくとも開山期間中には、登山者が避難できるようにしたい」としている。

 木曽町は今秋を目標に、山頂まで登山できるようにしたいと考えており、原久仁男町長は「降灰などで荒れている山頂付近の登山道整備と、一体的な噴石対策を整えたい」としている。

(1月18日)

長野県のニュース(1月18日)