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「女鳥羽川」なのに表示「田川」 グーグルマップ

松本市の中心市街地を流れる女鳥羽川。グーグルマップでは「田川」と表示される松本市の中心市街地を流れる女鳥羽川。グーグルマップでは「田川」と表示される
 米インターネット検索大手グーグルが提供する地図サービス「グーグルマップ」で、松本市街地を流れる女鳥羽川の一部が、下流で合流する「田川」と誤って表示されていることが18日、分かった。表示は1年以上前から誤っているとみられ、サービスを利用していて田川と思い込む観光客もいる。松本市民にとっては身近な川だけに、残念がる声もある。

 女鳥羽川や田川など松本地方の8河川を管理する県奈良井川改良事務所(松本市)によると、女鳥羽川は同市三才山から市中心部の縄手通り沿いを経て同市白板付近で田川と合流するまでの14・9キロ。だが、グーグルマップでは上流部は「女鳥羽川」と正しく表示されるものの、18日夜の時点では同市旭付近から白板の合流地点まで「田川」と表示されている。

 田川は塩尻市下西条から松本市白板付近で奈良井川に合流するまでの18・1キロ。同事務所の担当者は「1年ほど前から間違いに気付いていたが、どこに指摘していいか分からなかった」と話す。

 グーグルマップで女鳥羽川が誤って田川と表示されている縄手通り周辺で18日、川をデジタルカメラで撮影していた名古屋市の男性(32)は、スマートフォンでマップを見ながら「田川だと思っていた」。縄手通り商店街ではんこ店を営む鈴木昭男さん(74)は「歴史があり市民に親しまれてきた川。しっかり調べてほしかった」と苦笑する。

 グーグル広報部は取材に、マップの作成は「基本的に商用データや衛星、航空写真、ストリートビューやユーザーからの投稿など、さまざまなソースからの情報を基に、包括的かつ最新の地図を作成、提供している」と説明。修正などについては「個別の場所に関してはコメントは控えている」としている。

(1月19日)

長野県のニュース(1月19日)