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2017年の自殺者数 県内は351人 前年比42人減

  昨年1年間の全国の自殺者は前年より757人少ない2万1140人で、8年連続で減少したことが19日、警察庁の集計(速報値)で分かった。減少率は3・5%。男性は22年ぶりに1万5千人を下回る1万4693人。女性は6447人で、1978年に統計を始めてからの最少を2年連続で更新した。確定値は3月に発表する。

 長野県警によると、県内の2017年の自殺者数は351人(速報値)で、16年の393人(確定値)から42人(10・7%)減った。県警が把握している範囲では、過去最少は1993年の384人。17年はこれを下回るとみられる。最多は03年の643人。

 県保健・疾病対策課によると、県内の自殺者数は09年からおおむね減少傾向となっている。同課は「経済状況の改善や、市町村による相談会などの取り組みが一定程度進んだことが影響したのではないか」と説明。17年度は、課題となっている若者の自殺対策の一環で、無料通信アプリLINE(ライン)による相談を試行した。

 また、自殺対策基本法改正により各自治体に義務付けられた地域自殺対策計画について、厚生労働省は17年度中に先行して計画を作るモデル市町村を全国で公募。県内では松本市、佐久市、上高井郡小布施町が選ばれている。

(1月19日)

長野県のニュース(1月19日)