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安曇野市の水環境基本計画 国計画に県内初認定

 政府は、安曇野市の地下水保全や適正利用に向けた取り組みを定めた市水環境基本計画(2017〜26年度)を、国の水循環基本計画に基づく「流域水循環計画」に認定した。市計画に基づく施策に関して助言するなど、市側を支援。行政や住民らが連携する活動として全国に紹介する。県内自治体の認定は初めて。

 認定は17日付。内閣官房水循環政策本部事務局によると、各地の計画を流域水循環計画として認定する制度は2016年度に始まった。今回、安曇野市と千葉市の計画が新たに加わり、認定は計29になった。各地の計画を発信し、保全活動の普及や活性化を図るという。

 安曇野市水環境基本計画は、17年度から10年間の全体方針をまとめたマスタープランと、5年間の具体的施策を盛ったアクションプランで構成。地下水や湧水を利用する企業や団体から任意の「協力金」を集め、地下水を蓄える仕組みの財源確保につなげる施策が特徴的とされた。

 市環境課は「今回の認定を励みに、地下水は市民共有の財産だという認識に立ち、地域全体で計画に盛った施策の実施、実現を進めたい」としている。

(1月20日)

長野県のニュース(1月20日)