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ベア分2% 定昇分2%決定 連合長野の春闘方針

18年春闘方針を決めた連合長野の地方委員会=19日、松本市18年春闘方針を決めた連合長野の地方委員会=19日、松本市
 連合長野(中山千弘会長)は19日、松本市で地方委員会を開き、5年連続でベースアップ(ベア)を要求する2018年春闘方針を決定した。17年に続き、ベア分2%、定期昇給分2%程度を基準とする。2月7日に県経営者協会に申し入れ、労使交渉が本格化する。

 中山会長は企業の業績や内部留保の拡大などを踏まえ、「積極的な賃上げが必要」と強調。経団連が一時金などを含む年収ベースでの賃上げに言及していることには「絶対反対」とし、基本給を一律に増やすベアなどによって月給を引き上げなければ、消費拡大やデフレ脱却につながらない―とした。

 要求水準は月額1万500円以上で、内訳はベア分が5千円、定期昇給など賃金カーブ維持分に4500円など。県内の目指す年代別月給の水準は、25歳で21万3千円、30歳で24万7千円、35歳で27万8千円、40歳で30万5千円と設定した。

 また、非正規労働者の処遇改善を強化し、正社員と同じ労使交渉の場で賃上げ交渉などを行うことや、時給千円の実現を目指すと明記。県内に多い中小企業労組の支援強化も盛った。春闘では働き方改善の推進も求めていくとした。

 一方、県労連(細尾俊彦議長)は月給で2万円以上、時給で150円以上の賃上げを求める18年春闘の方針を13日に開いた評議員会で決定している。賃上げ目標は17年春闘と同額。

(1月20日)

長野県のニュース(1月20日)