長野県のニュース

男衆の威勢 御代田で息災願う「寒の水」

おけで冷水をかぶるふんどし姿の男衆おけで冷水をかぶるふんどし姿の男衆
 北佐久郡御代田町草越(くさごえ)で20日夜、大寒の伝統行事で県無形民俗文化財の「寒の水」があった。ふんどし姿の「水行者」と呼ばれる男衆が威勢よく冷水を浴びて地区を駆け回り、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 午後6時ごろ、わらで作った「兎巾(ときん)」をかぶり、赤いふんどしを締めた男衆約60人が草越公民館前に登場。観衆が歓声を上げる中、大おけの水を手おけですくい、「よいしょー」などと声を上げながら浴びた。地区内へ駆けだし、熊野神社に兎巾を奉納した。

 地元の農業荻原裕一さん(36)は紅潮した顔で「今年の水は冷たく感じました」。春に幼稚園の年少になる長女が「大きなけがもなく、楽しい園生活を送ってほしい」と願った。

(1月21日)

長野県のニュース(1月21日)