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大砂嵐 無免許運転疑い 山ノ内で事故 中野署 書類送検へ

報道陣に囲まれる大相撲の大砂嵐関(右から2人目)=21日夜、東京・両国国技館報道陣に囲まれる大相撲の大砂嵐関(右から2人目)=21日夜、東京・両国国技館
 大相撲の十両・大砂嵐関(25)=本名アブデルラフマン・シャーラン、エジプト出身、大嶽部屋=が今月上旬、下高井郡山ノ内町で追突事故を起こしていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。けが人はいなかった。大砂嵐関は国際運転免許証を所持していたが効力を失っていたといい、中野署は道交法違反(無免許運転)の疑いで書類送検する方針。

 大相撲界は刑事事件に発展した元横綱日馬富士関による暴行問題や、立行司のセクハラ行為からの信頼回復を図っている途中だが、初場所開催中に発覚した新たな不祥事でダメージは必至だ。

 日本相撲協会の春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は21日深夜、「何らかの形で報告できるようにしたい」と述べた。相撲協会は同日、緊急協議を開き、大砂嵐関と師匠の大嶽親方から事情聴取を行ったことを明らかにした。

 相撲協会は1985年に幕内だった水戸泉(現錦戸親方)が起こした事故をきっかけに、内規で現役力士に車の運転を禁じるようになった。

 捜査関係者によると、大砂嵐関は事故当時、妻と一緒に車に乗っていた。同署の当初の調べに、妻が「自分が運転していた」と説明していたが、周辺の防犯カメラ映像などから、大砂嵐関が運転していたことが判明。本人も運転を認めたという。

 大砂嵐関はアフリカ大陸からの初の力士で、2012年の春場所で初土俵を踏み、13年の九州場所で新入幕を果たした。パワーを生かした取組で相撲ファンの人気を呼び、自己最高位は15年の九州場所の前頭筆頭だった。

 現在の番付は西十両8枚目。14日初日の初場所にも出場し、8日目まで1勝7敗の成績だった。

(1月22日)

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