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長印の使途不明金問題 会社が元社長を提訴

 青果卸の長印(長野市)松本支社(松本市)の会計で多額の使途不明金が明らかになった問題で、長印は23日までに、経理を担当した元社員に経理上の指示をしていたとして、当時の社長の赤羽長一氏に9800万円余の損害賠償を求める訴訟を長野地裁に起こした。第1回口頭弁論は2月14日。

 長印は昨年、不明金を生じさせたとして元社員に損害賠償を求める訴訟を長野地裁に起こし、係争中。訴状で長印側は、元社員は赤羽氏の指示を受けて不正な資金操作をしたと主張し、赤羽氏は元社員とともに連帯して賠償すべき責任があるとしている。

 長印側は取材に、「これまでの裁判で出てきた事実に基づき、相手が元役員であったとしても厳粛に対応していく」とした。

 赤羽氏は16年6月に長印の会長に就いたが、昨年3月に辞任。兼務していた青果卸の長野県連合青果(上田市)取締役も退いた。赤羽氏は02〜09年まで長印松本合同の社長を務めており、長印によると、以前から不明金の存在を承知しており、辞任は引責だったという。

(1月24日)

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