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佐久鯉まつり 「成長祈願」復活 こどもの日開催

「新生児出世健康祈願」への参加を呼び掛けるチラシ「新生児出世健康祈願」への参加を呼び掛けるチラシ
 「こどもの日」の5月5日に長野県佐久市で開かれる「佐久鯉(ごい)まつり」で、全ての子どもたちの成長を願う催し「新生児出世健康祈願」が4年ぶりに復活する。恒例行事だったが、2014年を最後に休止していた。まつりは近年、ステージイベントが中心になっているため、市や市観光協会などでつくる佐久鯉まつり実行委員会は「子どもが健やかに育つよう願うまつりに原点回帰しよう」と再開を決めた。

 新生児出世健康祈願は、14年まで、住民でつくる「出世鯉観音奉賛会」が担ってきた。乳児がすくすくと育つように―との願いを込めて、まつりに合わせて市内の寺院で出世と健康を祈願していた。しかし、寺側の事情で大人数が本堂に上がれなくなり、代替の場所も見つからず、活動を断念。1964(昭和39)年設立の奉賛会も解散した。

 新しい健康祈願は、まつり会場の千曲川スポーツ交流広場で行う。新生児と保護者が地元神社の宮司に祈願してもらい、終了後に健康を願うお札を受け取る。17年度に生まれた新生児を原則的に対象とするが、ほかの幼児らも参加できる。

 祈願の復活には、特産の佐久鯉に親しみ、地域を盛り上げるきっかけにもしたい―との思いも込められている。実行委事務局で市観光交流推進課の井出将洋さん(35)は「滝を登った鯉が竜になったという『鯉の滝登り』の故事にもあるように、健康と出世を願う行事。ぜひ多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。

 祈願は午前9時50分から20分程度。参加費は無料で、当日会場で受け付ける。問い合わせは同課(電話0267・62・3285)へ。

(1月25日)

長野県のニュース(1月25日)