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教職員の働き方、どう改善 県教委が大町で地域懇談会

大町市教委が設置した教職員の出退勤時間を記録するパソコンとICカード=大町市第一中学校大町市教委が設置した教職員の出退勤時間を記録するパソコンとICカード=大町市第一中学校
 県教育委員会は25日、教職員の多忙化解消をテーマにした地域懇談会を大町市第一中学校で開いた。同市教育委員会が2017年度から取り組んでいる業務改善策について説明を受けた後、原山隆一県教育長や中学校長、教員、PTA役員ら約30人が部活動の在り方や勤務時間の短縮などについて意見交換した。

 同市教委は17年度、文部科学省の委託事業として教職員の業務改善を進めている。いくつかの部活動を地域住民らも一緒に活動できるクラブに移行し、部活動の顧問の負担を軽減するほか、学校ごとに管理している給食費を市が徴収するようにし、教職員らに代わって保護者に請求することなどを検討している。

 この日は、勤務時間を把握することで意識改革を促し、長時間労働の改善につなげようと、市教委が昨年11月に市内全9校の小中学校と義務教育学校に導入した出退勤管理の方法も視察した。教職員一人一人が持つICカードとパソコンを組み合わせたシステムで、退勤時間などを記録しているという。

 懇談会では市教委側から「部活動をクラブにすると、競技団体の関係で出場できない大会もある。こうした課題も解消していくべきだ」といった意見が出た。原山県教育長は「子どもたちのためにも質の高い教職員の働き方改革を目指したい」と話した。

(1月26日)

長野県のニュース(1月26日)